2017年10月31日

[ 「保守と革新」と「リベラル」について思う

 今回の選挙で「リベラルの排除」の踏み絵があり排除された民進党の議員がそれではと新たに「保守政党」の自民党に対する「革新政党」のとして「立憲民主党」を立ち上げ野党第一党になりました。

 その「革新政党」の代表が「私は保守リベラルです」との発言、今まで伝統や文化を守り緩やかに改革しようとするのが「保守」で、古い伝統文化を変えて新たな社会を創ろうとするのが「革新」と言われていますので「保守とは何かリベラルとは何なのか」が良く解らなくなってしまいました。

 そんな時にテレビである学者が「リベラル」とは「自由主義」のことでその「自由主義」の前提は「個人主義」ですとの説明があり、そうなると日本の憲法は「個人の尊重(基本的人権)と「主権在民」が謳われていますのでリベラル=自由主義の憲法で立憲民主党も自民党も自由主義の憲法を肯定していますからどちらも「リベラル」と言うことになります

 しかし「憲法改正」での考え方では「平和主義(第9条)の憲法を守る」と言う意味では立憲民主等は「保守」と言うことになり「憲法第9条の改定」を推し進める自民党は「革新」と言うことになり、そうなると「保守リベラル政党としての立憲民主党」「革新リベラル政党の自民党」と言うことになります。

 そしてその学者が「右翼と左翼」についてアメリカ追従による国つくりを目指すのが「右翼」でアメリカとの対等による国つくりを目指すのが「左翼」との説明があり、そうなるとアメリカ追従を進めてきたのは自民党ですから「右翼政党」で自民党と対峙してきた共産党や社会党そして立憲民主等は「左翼政党」と言うことになりそれは今までと同じで頷けます。

 しかしそうなると「右翼政党」の自民党が「革新リベラル政党」になり「左翼政党」の立憲民主等が「保守リベラル」と言うことになりここでまたすんなりと頭には入らなくなります。

 選挙中に「アウフフーベン(止揚)」と言う言葉が話題になりましたが、今までの「保守・革新」「右翼・左翼」の概念を「アウフフーベン(止揚)」して新たな次元として頭を切り換えないとダメな時代になったのかも知れません

 そのように考えると「進歩発展は物の競い合いによって成り立つ」と思われてきた時代が限界を迎えて新たな時代にパラダイムシフトする変革期に来ていると受け止めて新たな時代に相応しい「アウフフーベン」をした社会を創る時代に入ったのかも知れません。

 そして「右翼革新改革リベラル」とも言える自民党は大勝したものの、天皇を国家元首にそして権力者に守ることを強いる憲法を国民に守る義務を強いるような専制的な憲法改正は「アウフフーベン」の昇華とは逆の先祖返りの時代逆行の在り方(革新でなく超保守)で時代はそのような「右翼超保守専制的」は許さないように思います。
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2017年10月20日

期待した政権交代はダメのよう!

新たに誕生した「希望の党」の代表小池百合子氏の「排除の発言」と現政権が推し進める「憲法改正」や「安保法」への対立軸が明確でないことから「希望が失望」となり「政権交代選挙」への期待が薄れ選挙前予測では与党の大勝がほぼ確実の報道がされています。

 報道どうり自公が大勝すれば強行採決した「安保法」と「憲法改正」が国民の支持を得たものとして安部強権政治が推し進められるのではないかと危惧します。

 世界は13世紀から始まった資本主義そのものが限界を迎え世界をリードしてきた欧米が衰退しつつある中で新たなテロによる非対称的な戦争が日常化するなど混迷を深めています。

 しかしその混乱を「20世紀までの力によって解決する」方法は高度に発達した核を含む近代兵器の時代にあっては「抑止力」では治まりきらないで文明そのものを消滅させる結果を生むように思えてなりません。

 にもかかわらず「安部政権」は「北朝鮮」の核とミサイルの危機を過度にあおり立て「対話なく圧力」を国連総会で訴え「力による解決を扇動する」ことそのことが日本を危険に陥れているように思えてなりません。

 もともと北朝鮮の「核保有」は休戦中であるアメリカとの終戦協定と国交樹立を目的にしているもので日本への攻撃を目的にしているものなく、アメリカと一体となって圧力を強める日本に対して「アメリカの攻撃」あれば「核攻撃」をもって反撃すると牽制しているに過ぎないのです。

 当然に圧倒的な軍事力を持つアメリカに先制攻撃することは北朝鮮の自滅につながることから考えられないことで、むしろ危険なのは「トランプ大統領」が経済的な圧力と軍事的な圧力をもっても金正恩の暴走を誘導することだと思います。

 一昔前の力(軍事力)でもって植民地を支配する時代から経済力そして金融力をもって支配していた時代が限界を迎え混迷する世界にあって過去の延長線上の「力(軍事力)をもって屈服させる解決」は危機を増幅するだけだと思います。

 「希望の党の出現」と「野党統一候補」による政権選択選挙への期待がなくなり自公が大勝する結果になったおしても、せめて与党の「平和と福祉の党」を自認する公明党が政権内で世界に類のない「平和憲法」と「被爆国」の立場でもって「対話による戦争のない平和な世界」をリードする方向で歯止めになってもらうか、新たに生まれた立憲民主党が予想以上の議席を得て「安部強権政治」を押しとどめることに期待しるしかないのではと思っています。

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2017年09月30日

[希望の党」に思う

「大義なき衆議員解散」によって瓢箪から駒「希望の党」が生まれ民進党が事実上の解党で民進党からの多くが「希望の党」から出馬することで俄然政権交代の可能性が出てきたのはそれこそ「希望」を国民に与えたのではと思います。

 安倍政権の明らかに強権な政権運営や明らかに私的な森友・加計学園への優遇がありながら受け皿となる野党がなかったことから消極的な支持と選挙制度にも助けられ多数を維持していた自公政権も「希望の党」の出現によって政権交代もあり得る状況が生まれ、たとえ政権交代が出来なかったとしても今までのような強権的な議会運営や私的な身内贔屓の税金の流用も出来なくなると思うと2009年に鳩山氏・菅氏などで誕生させた「民主党」の時のようなワクワク感が生まれたのは本当に良かったと思っています。

 しかし「希望の党」は誕生してまだ正式な政策は公表されていないものの「憲法改正」と「安保関連法」に賛成しない民進党の候補者は受け入れないとすることには疑念を感じざるを得ません。

 勿論「憲法改正」については時代の変化と共に変えることは「さもありなん」とは言えますが自民党政権が推し進める「平和主義」を謳う第9条(戦争放棄)から「戦争の出来る国」への改正をも「良し」としているのであればそれは希望ではなく失望です。

 また同じく「安保関連法」も「専守防衛」ののりを超える集団的自衛権の行使を良しとするのであればこれも希望ではなく失望です。

 北朝鮮問題についても安部首相は「対話ではなく圧力」をもって対処することを訴えていますが、これも良しとするのであれば希望ではなく失望です。

 「核や化学そして生物兵器」がより高度に進化している現在「国家間の戦争」は特に「核を持つ国との戦争」は世界の破滅に繋がることは必死でもはや現在は「国家間の戦争が出来ない時代」に入っていることから「力による圧力」は「相手国を力でもって屈服させる」と言うことで屈服を追い込むと暴発もあり得ることで屈服しないとなるとそれは軍拡競争を激化させ何かの切っ掛けで「戦争」に発展するのは必然的な成り行きです。

 日本は唯一の被爆国でもあり、戦争放棄の平和憲法を持つ崇高な理念をもつ国であり アメリカの核の傘によって近隣諸国からの抑止力になっているとは言え、日本は「抑止力競争」の流れに追従するのではなく「平和」のあらゆる対話努力をもって世界をリードすることこそ本当の「希望ある未来つくり」で世界から尊敬の集まる日本の方向だと思っています。

 「現実的な安保」と言う名目で現実対応するのであれば「戦争の出来る国としての軍拡競争の流れ」に対応するのではなく、まずは世界に1万5千発もある核の使用を一切禁止して核の保有を国連管轄とた上で北朝鮮に「対話」をもって核放棄を促すように平和対応するようであれば本当に「希望の党」だと思います。

 「希望の党」の誕生は大きな光と思いますが、本当に大きな光となった国創りに繋がることを願ってやみません
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2017年08月21日

「核無き世界」が「平和な未来社会」の入り口では!

 「森友・加計学園との関わりへの疑惑」に安部首相が明確な説明が出来ず,閣僚や行政からも証拠書類の提出や答弁も出来ないことから国民の不信がつのり安倍政権の支持率が急落したにもかかわらず政権交代を求める他派閥も無く、代わるべき野党(特に民進党)も国民の信頼を失っており国民のイライラ感が増すばかりになっています。

 しばらくは「都民ファースト」の国政版「国民ファーストの会」のような自民党でもない民進党でもない新たな思想信条を掲げた「政党」が旗揚げし登場するか、新たな理念目標を掲げて強力なリーダーが主導する「オリーブの木」のような野党連合が登場するかしないように思います。

 このような政治への不信と混乱傾向は世界の国々でも同じようで、現在は過去のシステムが崩壊し新たなシステムが生まれる端境期に生じる混乱と危機をどのように乗り越えるかを日本も世界も問われているのだろうと思います。

 そしてその混乱と危機の象徴的なことが「核保有」で「核保有が国家存立の国是」にもなっている「北朝鮮問題」も単に「北朝鮮に放棄させる」ことではなく、過去の競い合いの文明が作り出した約1万5千発もある「核」をどのように廃絶するかを具体的な道筋を北朝鮮も含めてつくるしかないのだと思います。

 安倍政権やマスコミがアメリカとのチキンレース如く過度に危機をあおり立ている「北朝鮮の核保有」については、現実的には「国保有国」として認めてその上で「核を使用できない国際環境」をつくり、「核兵器の削減」と「核無き世界」を目指すしか平和裏に解決する道はないのではと思います。

 そして日本がアメリカの核の傘にあることを理由に「核兵器禁止条約」の会議に参加せず賛成もしないのはまさに論外と言うしか無く、日本こそが唯一の被爆国として「核兵器禁止条約」に率先して賛同し「核廃絶」と「核なき世界」を訴えるに相応しい国であって、世界に誇るべき「戦争放棄」を定めた「平和憲法」を持つ日本だからこそ「戦争のない平和」な未来世界を訴えことこそが戦後レジームからの脱却であり混乱と危機からの脱却の道のように思います。

 世界のどの人々も「戦争」ではなく「平和」を求めていますし誰も「核兵器」など欲していないのです。

「核保有」は「戦争目的」で作られたもので「競い合いの文明の象徴的な遺物」で平和のために「抑止力としての核兵器の保有」を正当化するなどまさに本末転倒で、「核保有」こそが混乱と危機の原因でもあるのですから廃絶することが転換期にある新たな文明の入り口であるように思います。   

 さらに核の危機は半減期に10万年を要する使用済み核廃棄物の処理も場所も定まらないままに推し進めようとする「原発」も同じで「核兵器禁止」と同時に「原発禁止」に向かわないと戦争のない平和な未来世界は生まれないように思います。
 
混乱する日本や世界の政治にあって少なくとの「核兵器禁止」「原発禁止」を正面切って訴える新たな「政党」や「連合体」が登場することを期待するばかりです。
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2017年06月30日

「成長神話」の時代は過ぎたのでは!

田舎町の自然に囲まれた里山の天上界とも言える利他村から地上界の昨今の政治や経済の様子を見る「下界には戻りたくないな〜」との思いに駆られます。

 バブル崩壊から低迷してしていた日本にあって安倍政権が誕生して「アベノミクスによる成長戦略」を掲げて長く続いて来ましたが人々には実感がなくどうも失敗に終わっているようで、そもそも「成長神話」の時代は過ぎているのではと思えてなりません。

 グローバル化した世界にあって「競い合いによる成長」を進めると当然に多国籍化した企業がますます豊かになる一方で国内ではグローバルなコスト競争にさらされ給料を上げることも出来ないで非正規社員の割合を増やすしかなくその結果1:99と言われる格差社会が生まれ、また貧しき層の不満を背景にした「テロ」が生まれ全体として経済の成長が止まるようになり「成長神話」による国つくりはもはや限界に来ているように思います。

 しかし安倍政権が進めようとしている「美しい国」は、どうも一昔前の先祖返りのような力を背景にした「成長神話」を掲げての「富国強兵・殖産興業」の国つくりのようで、そのために主権在民・基本的人権・平和主義を基にした「立法・行政・司法の三権分立」をも歪め権力の一局集中と第四の権力と言われるマスメディア支配によって国民に対する情報操作と監視を強めながら言わば「独裁政治」に繋がるような「権力者にとっての美しい国つくり」を国民に強いるようになり、まさにワイマールの民主主義憲法の中で生まれたヒトラーの独裁政権と同じ流れのように見えてなりません。

 そもそも今の世界は一昔前のような列強国が軍事力によって植民地を広げ資源や食料を確保することで自国の利益を得ることなど出来なくなっており、拡大させる植民地はもちろん資源や食料を増産させるに相応しい土地も限られ「成長神話」と力を背景にした競い合いによる成長を求めることは「終わなき対立・紛争・戦争」を生み出ししかなく進化している近代兵器にあっては「戦争」になれば勝者敗者はなく全体を崩壊させるしかないように思います。

 世界の人口が70億人を超えている現在、格差が拡大し固定化する中で自然環境の変化も相まって食料を得られないために亡くなる人々や食料を求め移民せざるを得ない過酷な状況が進行していますが、そのような世界にあって70億人の人々が存在し増え続けていけるのは、まさに天が何時も地球上で人口に見合った食料を生み出す自然界を準備していると同時に人々をして科学や技術力をもって食料を増産させる力を与えているように思えてなりません。

 そのような天の恩恵を受ける地球にあって、もはや限界に来ている「成長神話による競い合い・奪い合い」ではなく天が与えている自然界と人の能力をもって新たに「分かち合い・与え合い」の新たな世界にシフトアップさせるしかありません

 天上界のような利他村から覗いてみれば「戻りたくない競い合い・奪い合いの下界です」がただ眺めていても楽しい下界は見えてきませんので、まずは利他村から「分かち合い・与え合う共創による共同体つくり」によって「戻りたい下界へのひな形」つくりを共鳴し合う仲間と共に始めることだと思っています。

 そしてこのような仲間が世界や日本の至る所から生まれてくれば新たな時代が生まれるようにも思っています。
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2017年05月31日

最近の日本の政治には唖然とすることが多すぎます 

 明らかに阿部首相に関わりがあり支援していたと思われる森友学園問題や加計学園問題では安倍首相との関わりが疑われそうな資料を財務省でも文科省でも破棄や調査をしても確認できなかったとして、閣僚はもとより各省の官僚たちは「貝のごとく口を閉ざし」あろうことに前森友学園長や前文科事務次官の人格や素行の悪さに問題をすり替えウヤウヤする現政権には何おか言わんと驚くばかりです

 そして圧倒的な多数の議席をもつ自民・公明と実質与党の維新を背景に安倍政権が国民への十分な説明をすることなく国民に理解が十分にされない状態で戦前の特高警察に繋がるような「共謀罪」を強行採決し、先の特別秘密保護法の強行採決をはじめ武器輸出三原則を改定、集団的自衛権を閣議決議で押し通すなどはまさに横暴な強権政治としか言いようがありません

 民主主義国家とは人々の色々な意見や提案をボトムアップで国民の理解が十分に得られるまで審議をして最終的には多数決で決め、決めたことを皆が従うことで成り立つ世界ですから当然に時間がかかり、専制政治や独裁政治のようなトップダウンで決め皆が従うような世界では無いのです

 確かに、現在は地球そのものの変動期でもあり、また既に成長の限界により各国共に経済が低迷しており、貧富の格差が拡大を続け「テロが日常化」する危機の時代にあって、時間がかかり中々決まらない民主主義による国会運営よりも「強いリーダーや政権」に委ね独裁的に決める政治を人々が求めるようになるのも理解できますが、さりとてそれは民主主義により生まれたヒトラーのごとく恐ろしい結果になることは歴史が示しています。

 危機の時代にあっては「強いリーダー」と「安定した政権」を人々がもとめるのは当然とも思いますが、大切なのは「徳の備わったリーダー」と「未来を描き示せるリーダー」で、戦前回帰に近い「美しい日本」を信条として「憲法改正」を使命のごとくに強引に推し進めようとする安倍首相と人事権と解散権を持つ首相に「唇わびし」と口を紡ぐ与党政治家や官僚により運営される政治を黙認するような現状はそれは「悪しき民主主義」としか言いようがありません。

 残念なことに「徳が備わり、未来を描き示せるリーダー」が出にくい日本の政治状況にあっては、もはや国家に期待しても変わることはなく、それぞれの地域や企業の中でそれぞれの立ち位置で自ら生み出しネットワークをつくり変えて行くしか無いようにも思います。

 おそらく、そのような動きが地域や企業から生まれ「下克上」のような状況が生み出されて政治をはじめあらゆるシステムが変わり生まれ変わるのだと思い期待します。
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2017年04月29日

またもや北朝鮮について思う

 昨今のテレビ報道では北朝鮮の核実験と大陸間のICBMの実験にアメリカが圧倒的な軍事力をもって威嚇し一触即発のような危機感をあおるような報道がされています。

 しかし国民はそのような危機情報に不安はもつものの案外に正常であるのは何よりほっとすることです

 北朝鮮は経済において韓国とは大きく差が広がり、主体思想の基に軍事優先の国家運営をしていますが軍事力ではアメリカとは歴然の差があり戦争状態になれば国家そのものが崩壊するのは明らかで、北朝鮮から先制して核搭載のミサイルで他国を攻撃するなど考えられないことで=あるとすれば危機状態にあって起こる偶発な衝突を契機に生じる戦争から最終場面での自暴自棄になったリーダーの決断しか考えられません。

 そして、実際に戦闘状態になれば韓国駐在のアメリカ人やその基地そしてソウルが大きな被害を被るは明らかで、当然にアメリカ軍基地のある日本も被害を被るのは明らかで、そのようなリスクがあるにも関わらず北朝鮮が核実験やCBMの実験をしたからと行ってアメリカ軍が即反撃するなども考えられないことです。

 そもそも核や化学兵器や生物兵器そして高度に情報化し人工知能を掲載した近代兵器の時代に合って「力には力で対抗する」などは愚の骨頂で、一旦そのような状態になると勝者も敗者も無く参加するすべての国に被害が生じるばかりか世界全体が崩壊に向かうのは少し考えれば解ることです。

 このような状態にある地球や世界は1972年の「ローマクラブ」が「成長の限界」と警告をしたように「競争の時代」はすでに限界に来ておりその延長線上に未来がなく、それでなくても70億人を超えた世界の人々に衣食住を行き渡らせるにはもはや「競争原理」ではなく「分け合い」での「共創原理」に人々の意識が変革することなくして未来が開かない時代に入っています。

 トランプ大統領の出現を始めEUの崩壊現象など、ヒョッとすると「成長の限界」を意識してトランプ大統領やプーチン大統領や習近平国家主席など世界を動かし得る立場のリーダーの合意を得て、敢えて「危機状態」を創り、このまま行けば世界全体が崩壊することを人々に気づかせ次なる平和で持続可能な地球や世界をつくりだすための高騰戦略なのかもしれません・・・・・そのようであればとも期待を込めて思っています。

 北朝鮮は言わば「競争の時代」での「敗者」ですが、さりとてどの国の隷属国とならずにいる「主体思想」を国是とする国ですので当然に「勝者」であるアメリカなどの軍事圧力には「核」や大陸間ICBMなどをもつことで対抗するしかないとする戦略は理解出来ないことではありません。

 そもそも核保有を抑止力として是認しあうアメリカを始めとした世界の強国が弱者である北朝鮮の核保有を認めないことは論理矛盾で「核放棄」をすれば支援をしようと言うのも「イラクやリビア」へのアメリカの力による軍事介入の実態を知る北朝鮮には説得力がありません、むしろ世界の強国が弱者に対しては「力による圧力」ではなく特に北朝鮮については民族の悲願である南北統一を平和裏に実現するための支援をすることであって、また歴史的なつながりがあり植民地として支配をしていた時期もあった日本は、東アジアの平和のためにも中国と共により積極的に支援をして行くことが未来を開く戦略では無いのかと思います
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2017年03月28日

今回の森友学園問題と忖度について思う

 森友学園問題が連日報道されて政府や行政の答弁に国民の不信感が広がっています。

 それは国の土地を安価で譲渡したことについてその経過の「議事録」を国は破棄したと答え、その小学校建設への認可についての経過も大阪府は「議事録」を作成していないとして言い逃れ答弁をしていることへの不信感です。

 安価な譲渡や認可の課程の記録でである「議事録」を公表すれば疑問が晴れることですからそれを破棄したとか作成していないとかとする国や官僚の答弁に疑いをもつのは至極当然のことです。

 そして安倍首相が「安価な土地への売買に関与をしていれば首相も国会議員も辞める」と発言していますが、児童に「教育勅語」を諳んじさせる右翼的な信条を推し進める「籠池理事長」の教育に共鳴する発言をしていたことを見ても安倍首相は森友学園に対して好意的な思いを持っていたことは明らかだろうと思います。

 その安倍首相は一強の与党のリーダーであり、官僚の殺生与奪の権利を持つようになったことから当然に官僚は安倍首相の思いを計るようになるのも至極当然で、直接の関与はしなかったと思われるものの官僚が安倍首相の思いを忖度して「安価な譲渡」や「認可」を進めたとしか思いようがありません

 あってはならない「議事録の破棄や議事録そのものを作成していない」との言い逃れ答弁はまさにそれを裏付けるもので、安倍首相が幾ら言葉巧みに「忖度がなかった」と言い逃れてもますます不信感が増幅されるも至極当然のことだろうと思います。

 確かに「籠池理事長」の人間性については疑わしいとは感じるものの、さりとて「偽証罪」にもなる証人喚問での証言すべてが「嘘で事実でない」と押し通す安倍首相はあまりにも不誠実な言動で不用意な辞任発言をしたのですから不本意でも「辞任」しか無いように思います。

 人の心を思い計る(忖度)は決して悪いことではなくむしろ良いことだと思いますが、殺生与奪の権力をもつ人への配下の人がする忖度が正しいとするのは誰の目から見てもさもありなんと思える場合であって。残っているのが当たり前の「議事録」を隠し通すのではなく公表するしかなく、それを「うやむや」にしたまま「忖度」など無かったとすること自体「悪い忖度」の見本としか言いようがありません。

 安倍首相にとって正しい忖度とは権力をもたない「象徴天皇」の「戦争のない平和な国つくり」の思いを忖度して国民に「戦争のない平和な国つくり」の在り方を示し「平和憲法」を持って世界に働きかけることが権力をもつ正しいシーダーの忖度の在り方で、「配下の人々の忖度」の有無を答弁することではないと思います。
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2017年02月28日

今回の北朝鮮の事件に思う

 報道によれば北朝鮮の金正男氏が弟に当たる北朝鮮の金正恩氏の指示によって暗殺されたニュースが連日報道され、以前から北朝鮮を「何をするかわからない国」との印象もあり今回のニュースによって人々はますます「危険な国」との印象を持つようになったと思います

 確かに経済的に貧しく一党独裁の軍事優先の北朝鮮について、また「拉致問題」の解決の見通しがつかないことへの苛立ちもあることから日本では北朝鮮の現体制を嫌悪する人が多いだろうと思います。

 しかし、そのような「北朝鮮への危機報道」や日本の現政権がしている「中国や北朝鮮」の脅威を基にして軍事力の増強をするようなことがますます危険を風潮を増幅させるように思います。

 近年世界的な経済の低迷と貧富の格差の固定化が進むことによって「何はともあれこの閉塞感を変えて欲しい」という風潮が世界的に漂っており、これが健全な民主主義的な改革のエネルギーになるのではなくて、暴言とも言える発言をするトランプ氏やフイルピンのドゥテルテ氏を大統領に選びヨーロッパでは右翼的なリーダーの支持が増え、また日本でも右翼的と言われている安倍首相が高い支持率を持ち続けるなど危険な風潮があるように思えます。

 このような風潮が戦争を誘導してきた歴史があることから、今回の事件がこのような危険な流れをますます増幅させないで欲しいと望むばかりです

 北朝鮮は既に窮地に追い込まれており「核を持つことで辛うじて国の威信を維持している」状況と言えますから今回の暗殺が金正恩氏の指示であることが確実であれば「国家犯罪」と言うことになり世界から更なる制裁が課されることになり、世界の制裁の在り方によっては「暴発」せざるを得ない状態に追い込まれることになりかねません(世界はそこまでさせない知恵があるとは思いますがそれは危機の先延ばしにしか過ぎません)

 「主体思想」を持ちグローバルな軍産複合体からの支配を受けない国である北朝鮮は逆に言えばすばらしい在り方でまた地下資源豊富な国ですから世界が制裁だけに進めるのではなく経済的に貧しい国への支援や援助の方向で取り組み、その過程の中で金王朝と言われる体制を上手く変えるように仕向け、念願である民族統一に向かわせるように上手く進めることが出来るかどうかが本当の知恵であるように思います

 そして近い国である日本こそが「中国・韓国」とともに、今回の事件を切っ掛けに上手く北朝鮮をリードする方向で連携を深め「東アジアの平和」を増幅させることによって、懸案である「拉致問題」も解決の方向に進むのではと思います。
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2017年01月24日

イギリスのEU離脱やトランプ氏の出現で世界は大きく変わる!

 統合に向かっていたEUからイギリスが離脱をし、トランプ氏が大統領が就任し「アメリカ第一」を掲げ今までの新自由主義とグローバルの流れが逆の孤立主義、排他主義、保護主義の流れに大きく変わり始めようとしています。

その結果、保護主義は必然的に世界経済全体を縮小させるようになり「孤立主義」「排他主義は」必然的に「力を背景にした」世界をつくり「戦争」の危機が増すだろうと思います。

 さりとて現在の新自由主義とグローバルの流れは貧富の格差の増大固定化を招きテロ等を生み出しているのですからそれも「戦争」の危機を増していることになります。

 このように現在の新自由主義とグローバルの流れにしても逆に保護主義の流れにしてもどちらも明るい未来を描ける在り方ではなく「知と物の豊かさを良し」とした作り上げた資本主義と現在の文明が限界を迎えているようにしか思えません。
  
 日本においても「安倍政権」の施策の「アベノミクス」の成果は見られず先祖返りのような富国強兵思考で、しかも力を失ったアメリカに追従する国つくりを目指していますので終焉に向かう文明シナリオの流れの中での施策で新たな文明を思い描けるようなことを見せてくれていません。

 世界も日本の人々もこのような状況にあって当然に「このままではダメで変えないと!」との思いを持っていますが、残念ながら「理性無きポピリズム」に流されてトランプ現象を生み出すしかなく新たな未来を生み出すエネルギーにはなっていません。

 願わくば人々の「このままではダメで変えないと!」との思いが「理性豊かなポピリズム」となって新たな文明を創るシナリオの流れ生み出しエネルギーになることを期待するばかりです。

 おそらくイギリスのEU離脱や今回のトランプ現象は古い文明の終焉シナリオでの端境期に生ずる混乱と破壊を明らかにする出来事のようでこのような出来事を通して人々の意識を変革させ新たな文明のシナリオが生まれてくるのではないかと思います。

 「新たな文明」はおそらく「自然を破壊し知と物の豊かさを競った競争の時代」から新たな「自然と共生し愛と心の豊かさを創り合う共創の時代」へ人々の意識の止揚によって始まるように思います。

 イギリスのEU離脱や今回のトランプ現象はそのような意味で文明的な流れを変える始まりの象徴的な出来事のように思えてなりません 

 
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