沖縄の知事選では組織票固めを徹底し必勝態勢で望んだ与党の自民党・公明党・維新が玉城デニー氏に8万票の差を付けられ翁長前知事の弔いの心情があったものの沖縄の人々の民意どうりの結果になったなと思っています。
選挙制度もあって25%の支持率の自民党が70%以上の議席を持ち、その結果安部一強体制が出来、強権政治と忖度政治によって民意ではない「憲法改正」や「原発再稼働」が進み「武器輸出」や「自衛隊の海外派遣」を強行する在り方に疑問と恐ろしさを感じていた人も多くいたと思いますがやっとその流れに風穴が空いたなと感じています。
そして今回の沖縄知事選が一つのターニングポイントになって「平和のために富国強兵」「自衛のために軍事力強化」と言った時代錯誤の未来志向ではなく、日本人が潜在的に持っている和の精神からの「武器なき平和」と言った未来志向への民意に流れが変わるのではと期待しています。
おそらく、今回の民意は安倍政権の進め方が変わらなければ来年の地方議員選挙や参議員選挙で自民党・公明党の議席を大きく失なわせる流れに引き継がれるようになると思います。
勿論、その後は野党も含めて混乱して政界再編成が行われていくだろう思いますが、かと言って新たな日本を示し導くリーダーが即誕生するには至らず、おそらく朝鮮の南北統一が実現して東南アジアに平和の道のりが見え、また中東の戦争の危機がアメリカ・ロシア・中国の大国のリードによって治まり世界に新たな秩序の流れが生まれることによって始めて日本の大転換が余儀なくされその課程で新たなリーダーが誕生するのだろうと思います。
また時代そのものも「核・化学・細菌の高度な無差別な殺戮兵器」と「AIによる無人ロボットの軍事兵器」によって一度戦争が始まると地球そのものが崩壊することから「武器なき平和」を創るしか未来はないものの、現実には戦争を起こすことによって利権と支配を維持してきた旧勢力(国際金融資本と軍産複合体など)の存在がありその勢力を排除するには「戦争を起こさせない力を持った新勢力」がないと難しく、そのような新勢力を支えるのは一人一人の「武器なき平和」を願う民意の高まりと連帯の力があって始めてできるのだろうと思っています。
考えるまでもなく世界の人々の殆どは「武器なき平和」を望んでいるのは明らかでそれが「民意の原点」でもあると思いますので、今回の沖縄知事選で示された「民意」を一つのターニングポイントとして「武器なき平和」を目指すあらゆる政治・経済・立法・司法・マスコミに携わる人々が声をあげるようになり、そしてそれらの人々や団体の連帯が生まれるようになれば希望ある新たな世界と新たな日本が生まれるのだろうと思います。
2018年10月12日
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