2020年01月01日

利他村の「年頭所感」

 あけましておめでとうございます。

 零和2年目は東京オリンピックに人々の関心が集まり、メディアではアメリカ経済の好調、日本も高級マンションや高級自動車の販売の好調、株価も好調と報道されていますが、大多数の民にはどうもそのような好調の実感はなく、イギリスのEU離脱・アメリカと中国の経済対立などあり世界が不況期に入ったと言われているSNSで飛び交っている情報が正しいと思っています。

 そして気になるのはジンクスのように年号が変わる時期には大正初期は第一次世界大戦、昭和初期は金融恐慌から世界恐慌、昭和初期はバブル崩壊とあり、令和の初期の現在専門的になりますが短期金利が長期金利を超える異常な様相を呈しており金の相場も急騰しかかっていますので何時始まっても不思議でないと言われている金融破綻がすでに始まっているのではと思えることす。

 もしジンクスどおりに危機が生じ困難な時期が始まっているとすれば国民に信頼される強いリーダーの誕生が求められますが、歴代最長になった安倍首相の「身内優先公私混同の忖度政治」や「欺瞞と言い逃れ答弁」や「公文書の改ざんや破棄」が平然と行われ「それに対する野党の追及を逃れるために国会を早々に閉鎖」するなど「民のため民主主義」をないがしろに「自己の思い(憲法改正)を良しとして推し進める「安倍強権政治」は逆の「富国強兵」の戦前回帰で、それに司法・行政・立法やメディアが「長いものには巻かれよ!」の「忖度」がまかり通っている現状、また多くの民も「ゆでガエル」に甘んじている現状を見ると危機の上塗りはあっても危機の回避は望めないと思っています。

 そもそも「資本(お金)主義」が持つ競い合いが行き過ぎ、格差が拡大固定化するようになったにも関わらず為政者も各業界リーダーも「今だけ金だけ自分だけ」に陥って自浄作用をなくしており、もはや「経世済民」の精神を基にした「健全な資本主義的な成長経済」に立ち戻るのは到底無理と言うしかなく、自然破壊のない自然との共生と貧富の格差のない「共創共生の調和経済」にシフトアップするのはまさに夢の夢で、それは「古い世界が崩壊しないと新たな世界は生まれない」これこそ「神の見えざる手」に委ねるしかないのかも知れません。
 
 そのような人知を超えた危機のジンクスの零和初期だとすれば、すでに「金融危機」から「経済破綻」そして「恐慌から戦争」に向かっていることを前提にまずは我が身の問題として切実に捉え一人一人が出来うる「自立の準備」の取り組みをすることだと思っています。

 そして利他村の「利他の準備」としては時代認識を共有し合えるダーチャ(週末は田舎で農園ぐらし)の仲間の「自給できる農野菜の栽培つくり」を仲間と共に確実なものにすることだと思っています。

 そのうえで仲間と新たにな未来を語り合い、また新たな未来つくりの取り組みをする全国のグループとのネットつくりへと広げることだと思っています。

    本年もどうかよろしくご指導ご支援いただきますようお願いいたします。

 
posted by コ−エン at 07:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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