アメリカ大統領選挙は民主党のバイデン氏が優勢とのことですが、期日前投票や郵便投票の検証に時間がかかり最終的には共和党判事が多数を占める最高裁判所に委ねられトランプの再選もあり得るとの報道もあり、どちらが選ばれてもアメリカ国内の分裂はさらに激しくなり、また増え続けるコロナ感染による不況と中国との経済対立もあってアメリカによる世界への影響力は確実に低下し、コロナによって生じる世界的不況(恐慌)もあって何らかの突発的な切っ掛けで「戦争」もあり得るのではと思っています
さらに陰謀説には振り回されたくはありませんが、現実のグローバル世界にあって国際金融資本や戦争を起こすことで利権を得て世界を支配してきたいわゆるディープステイトと言われている存在があり、ナショナリズムの一国主義を掲げ登場したトランプ氏によって力はそがれているものの朝鮮半島や中東を始め至るところで紛争を煽り続けていることからも「戦争」の種は至る所ありおおいにあり得ることだと思っています。
もちろん核や化学や生物による近代兵器の戦争は一度起これば敵味方無くすべてが破壊されることから昔ながらの陸海空軍による戦争は出来なくなっているもののAIによるサイバーや無人兵器で一瞬に決まる兵器による戦争はあると言われていますが、さりとてそのような戦争後の展開は未知なることで、どの国も「戦争は起こせない」との共通認識はあると思っています。
しかし、グローバル化した資本主義による新自由主義経済によって世界全体が弱肉強食の競争至上主義に陥り一握りの多国籍の国際金融資本の富裕権力層が「戦争」をも手段にして国をも支配している現状にあって、冷静な人知をもって「戦争の無い平和な世界」を創るのは難しく、貧富の格差の固定化した世界が続くと差別と対立が激しくなる一方で大半の人々は「長いものに忖度し」「今だけ金だけ自分だけ」の意識に埋没して、新たな戦争の無い平和な世界を創るエネルギ−になることなく人知による自浄作用が働かなくなっているように思えてなりません。
人知では世界を変えられないとすれば、終末預言にあるキリスト再臨や日本での大本教や日月神示の「お立て直し」のように人知を超えた他力に頼るしかないのかもしれません。
しかし、たとえ他力により光ある未来世界に導かれるとしても、世界を混乱させ崩壊に至る原因そのものは人類が創り出したことで、当然にそれに伴う苦難は人類が負うことですから、キリストが人々の罪をあがない、人類を救うために、十字架にかかり贖罪により許されるのに委ねるのは、まさに「本願ぼこり」で、それこそ「今だけ金だけ自分だけ」の得手勝手な思いを助長するだけで許されないことだと思っています。
やはり今回の大統領選挙やコロナ後に生じる危機にあって明るい未来が見いだせないとしても、それは人類の自業自得と覚悟して、まずは危機を乗り越える「天は自ら足すくる者を助く」の思いをもって手探りでの自助努力に勤め、その上で「人事を尽くして天命を待つ」の「他力」に委ねるのしかないのだろうと思っています。
利他村の手探りでの「自助努力」は「食料の自給と確保」と「未来を夢見る仲間をつくる」ことです、あとはケセラセラで「天命」を待つことだと思っています。
2020年11月01日
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