衆議院総選挙は与党が過半数以下の議席になり安部政権からの「森、加計・桜」での偽証言や公文書偽造そして重要法案を国会審議でなく閣内決議で押し通すなどの強権政治への政治不信もあって「裏金問題」と「旧統一教会」との関わりをもうやむやにする人々の怒の鉄槌が下り小数与党になった政界は、今月の首班指名も以降の国会運営も混乱しながら与党と野党の大同連合に進まない限り「改憲」と「軍拡」の流れが止まり「護憲」と「平和外交」の流れにと変わり始めるだろうと思っています。
また今月初めのアメリカ大統領選挙ではトランプ氏の再選が確実視されていますが、トランプ氏のディ−ル手法による危惧が言われていますが現状の優勝劣敗によるグローバルな世界秩序から自国第一のナショナリズムの動きによって多極化した各国による新たな世界秩序へと変わり始めるだろうとと思っています。
そのような流れになれば、核使用と超近代兵器による世界大戦への導火になりかねない「ウクライナやイスラエル」の戦争を続けさせる勢力も次第に追いやられ「戦争のない世界」に進み始めるだろうと思っています。
必然的にアメリカの属国のような日本の在り方もナショナリズムな自立した国創りに変えざるを得なくなり、与野党の大政翼賛会のようなに大連合に進まない限り、停滞と混乱の時期はあるものの低迷してきた30年とその中で拡大してきた格差社会の流れが止まり、国内からのボトムアップ的な新生の息吹が出始め新たな国つくりに向かい始めるだろうと思っています。
そのようなことは「楽観的」だと言われるだろうとは思っていますが、今回の日本の選挙結果も再選が確実なトランプ氏による世界の変化も「成長の限界」を迎えた世界を蘇生させる自浄能力を失っている姿に人知を超えた「見えざる神の手」による導きによる他力を伴う変化のように思えてなりません。
そのような人知を超えた導きによるとすれば、現在文明で創り出された保守や革新とか右翼や左翼のような対立する価値観ではなくそれを止揚させ新たな価値観を見いだすこと無くしては新たな文明を創り出すことも進むことも出来ないのではと思っています。
勿論、古い時代の価値観がすべて陳腐化し消滅するのではなく、新旧文明を貫く普遍の真理や長い歴史の中で自然との共生の中で生み出された伝統文化を抱合し止揚する世界、例えば1万年争いのない世界を創り出した縄文の人々の精神と進化し続けるAIや量子力学による科学技術が統合止揚した「精神と物質」のバランスのとれた文明世界ではないかと思っています。
今起こっているのはそのような世界へシフトアップへの変化だと思っていますので試行錯誤しながら未來を描き進もうと思っています
2024年10月31日
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